君に贈る

「始めてあった人誰が信じるの?」


「そうだね。その通りだ。でも君を見捨てることはできなかったんだ。職業病かもね」


「っ‥」


私はそれ以上聞くことないと思いその場を後にした


家を出て速足で歩く


でも、私の心は悲鳴をあげてるみたい‥


私は泣きながら家路についた


どうしたらいいのかわからない


何もうまくいかなくて


投げやりの自分


沙菜も裕も傷つけて


私‥どうしたらいいの?




















沙菜SIDE

家に帰ると琉生はすでに帰ってて


「ごめん、ご飯まだだよね」


私はキッチンに立った


「いや、今日はいいことあった?」


「え?」


「顔が違うから」


琉生はカウンターに座って私を見つめる


「あー」