それから母は私の気をつかってか、私は違う県の高校へ転校することとなった
違う高校では前あった事など知らないはずなのに、私を見て喋っている事がすべて「殺人」と言っているようでおびえていた。
しかし母は毎晩ないている娘の傍へ駆け寄り、「そんなことない」といい私の支えとなってくれた

それから私はクラスで余り目立たないよう過ごしてきた
でも....やっぱり友達はほしかった...

クラスでは蓮と遥が付き合っていると聞き、私は毎日のように2人を教室で見ていた。
2人は私と..彼を重ねているかのように見えた
私は泣きそうだった


 *****

「...これが..私の過去...」
ふと遥を見ると遥の目には涙が溜まっていた

「...柚..辛い過去を話してくれてありがとう...辛かったよね..ごめんね...」

「どうして..遥謝るの..?」

「だって、柚こんな大切な過去があったのに..私バカみたいにノロケ喋ったりしてて..
本当は辛かったと思うから...」

遥は泣きながら私に言ってくれた

私...遥と友達でよかった..

「そんなことない..遥ありがとう 私遥が友達で本当嬉しい」

「ッフェ..ゆずぅー...」

遥の顔を崩壊数前



*****


「私は...新が好き だけど..こんな過去を持っていて新は..どう思うかな
 それに、私人を好きになっていいのか..わからない..」
数秒後遥はいった

「私は新ならきっとそんなことは気にしないで心から柚を大切にしてくれると思う。だってアイツそういう性格だし...それに柚が好きなんだったら好きでいいのっ!誰がどう言おうと周りの目とか気にしない! 前の彼氏さんだって柚に幸せになってもらいたいって絶対思ってる! 前の彼氏さんを信じて」

遥の瞳は本気だった


「...そうだよね..信じてみる」

「うん!」

「ありがとう、遥.私..私信じるよ! 新も光もどっちも!!」

「光??」

「っあ、言うの忘れていたけど前の彼氏は光っていう名前なんだ、新と性格が似ているんだぁ。 あー、なんか光に会いたくなってきた!」

「し、死なないでよっ!?」

「ハハハ、わかってるって 私は新も光も信じる! 光もきっと私が幸せになるよう願ってると思うから!」

「うん...!」

そういい、私たちは家へ帰った