「あんたが...あんたがあの子を殺したのよ...!」
母親の顔は鬼のような寂しそうな...顔をしていた
私は何も言えず..家へ戻った
家へ帰るなり、私は思い切り泣いた
時には死のうともかんがえリストカットを繰り返した
学校へは行ったものの以前とは変わって暗い子になってしまった
そして、一番恐れていた事が起きた。
それは彼を原因とする「いじめ」だった。
「柚がアイツを殺したんだぜー」
「最低だよば、雨の日までわざわざつき合わせてよ」
「アイツも可哀想にな」

そういいクラスの男子..いやクラス全員から「人殺し」扱いをされた

それからというもの、私は引きこもりになった。

そして私は彼との最期の日の出来事を思い返すようになった。

「じゃぁな、また明日」

それが最期に交わした最期の言葉...

私は自分がにくくてにくくて自殺をしようと台所へいき、包丁を手にした。
母はそれを見るなり、力づくで私にはむかった。

「まだ死んじゃだめ...貴方には未来があるの...」

「いっ、いやだっ 私の彼のところにいくっ..!」

「お母さんとお父さんと弟まで置いて死ぬの...?」

母親を見ると、母親は泣いていた

「お願い...逝かないで...」

そう言われた瞬間包丁を握る手が弱まり私はその場にしゃがみこんだ

「..っ..いやああああ...! 私..やっぱり死にたくないよぉ...怖いよ...ごめんね..お母さん...人殺しの母親だなんて呼ばせて...ごめんなさい..私、私....っ...」

母親は何も言わずそっと私を抱きしめてくれた。