そして、その放課後...

「はーるか、一緒に帰ろう!!」
遥は一瞬ポカンとした表情だったがすぐ満面の笑みに戻った

「うん!」

そして2人で玄関へいったとき

―――あの人だ...

「おっす、遥、柚」
「蓮...っ」
遥は顔を赤く染め蓮の元へと行った

いいなぁ、私の2人のようにお互いを求め合えるような関係を持ちたいな
素直にそう思った

そして、蓮と遥は私のところへ来た

何を言われるのだろうと不安だったがその不安は
すぐに吹き飛んだ
「あのね、柚 これからカラオケいくんだけど...柚もどうかな?」

―――カラオケ?

「...いいの?」
すると2人は微笑みあい私にいった

「柚にきてほしいんだけどな~」
イタズラっ子のように笑う遥は子どもそのものだった

「じゃ、じゃあ、いこうかな!」

そうして私たちは近くのカラオケへ向かった