マジに桜の季節にまた此処に来ようぜ?」 ……ッ、 「その時は弁当持ってさ、なっ?」 ……仁? そう微笑んでる仁に 私は…なんて答えればいい? 私は次の桜の季節には もう…いない 私にはきっと“次”はない。 仁の側に…いない。 「そうだね… きっと……。」 叶わない約束。 「琉禾?」 「きっと…綺麗だろうね。」