好きな人が、できました。



「きれーい!私たちもやろ!」



花火なんてやるの久しぶり~!


それからしばらくの間、私は綾部くんのことなんて忘れて、1人で花火に夢中になっていた


綾部くんの存在に気づいたのは、それからしばらくしたあと…



「西浦!こっちこっち!」



私と綾部くんは線香花火を2本持って、近くの岩に座った



「先に落としたほうが罰ゲームだからね!」

「はいはい」



私、実は線香花火花火得意なんだよね~♪


だから勝つ自信大アリ!


罰ゲーム、何にしよっかなー


「あぁっ!!」



罰ゲームのことを考えてたら、ポトッと大きな赤い玉が落ちてしまった


結局綾部くんは最後までキレイに残ってて、言い出しっぺの私が罰ゲーム。



「罰ゲームかぁ!!何してもらおうかな♪」