好きな人が、できました。



「ムカつくでしょ?もう本当ありえないから!!」



私の話をきいて、綾部くんはただ笑ってるだけだった



「宇野…おもしろいな」

「おもしろい?おもしろくなんかないよ!いい迷惑!!」



本当やめてほしい!


今日だって部屋くるとか言ってるし…


まあ、あんなのふざけて言っただけだと思うけど。


ふと、私は携帯の時計をみた


時刻はPM8:00


そろそろ花火大会が始まる頃。



「話ってそのこと?」



宇野くんの話、気分が下がるのよね…



「え?ああ…まあ、それもだけど」

「他にも何かあるの?」



そう言うと、綾部くんは立ち上がった



「まあ、それはまた今度で。そろそろ花火始まるし、行こうぜ」



また今度?


まあ、私はいつでもいいんだけど…


私と綾部くんはビーチに向かって歩きだした


ビーチにつくと、もうたくさんの人が集まって花火をしていた