好きな人が、できました。



「そうかなぁ…私は、そうは思わないけど」



うふって笑いながら美保は言った。


美保…その笑い方やめて…



「絶対そうだよ。大体、好きになられるようなこと、した覚えないもん」

「杏が気づいてないだけかもよ?」

「ないって。それに私は迷惑してるの」



今まで平和に過ごしてきたのに、宇野くんのせいで私の生活めちゃくちゃなんだから!



「でも、さっき4人で遊ぶの提案してたじゃん」

「そ、それは~…」



美保のためだし。


それに、あのとき他に用事とか思いつかなかったんだよ~!


でも、今思うと本当にバカなことしたな。


だって、遊ばなきゃいけないんだよね?


…まあ、美保のためだったら、しょうがないか。



「とにかく!私のことはいいから!今は自分のことだけ考えて?」

「う~ん、まあ、私も人のこと言ってる場合じゃないしね!私頑張るね!杏も応援してくれてるし!」



そうそう!


私のことはいいから、美保の恋を実らせないとね♪