「じゃあ入ったらミルクティーおごる」

「なっ…うう…」



この男〜本当セコい!


ニヤニヤ笑ってるし!



「もう2本飲んだからいい」

「ちっ」



舌打ちしたな?


思いっきり聞こえてるんですけど。



「本当に入んないわけ?」

「え…」



突然、悲しそうな顔をして聞いてくる宇野くん。


な、何よ…


なんで今そんな顔するの!?



「…わかったよ」

「ホント!?やあった!」



はあ…私、なんでこんなに宇野くんに甘いんだろうか…


でも、隣で喜んでる宇野くんを見ると、何故か私も笑顔になれた。


…って!!


な、ナニコレ!!


私、なんで笑顔なんかに!?



「変だ…変だよ…」



今日の私、本当にどうしちゃったの!?