「…確かに」 玉森の呟きと共に、 2人は立ち止まる。 そんな2人に 薮が小走りに追いつく。 「だから、 俺も一緒に行く」 「車はどうすんだよ」 と、玉森。 「明日取りに行く」 「…」 「…」 「なんだよ」 「…じゃ、 一緒に行きますか」 と、高木。 3人は、並んで ゆっくり歩き出す。