「宜しくお願いしま〜す」 バスの中に 選手たちの声が響く。 「浪人の俺はパス」 高木はそう言うと 岡本の隣りに座る。 「じゃ、とりあえず 薮から頼む」 と、岡本。 「えぇ…」 戸惑う薮を立たせたまま 玉森も高木の反対側の 一番前の席に座り込む。