「はい、出来上がり」 玉森は、皿をクルッと回し、 高木の方に正面を向ける。 「どうよ」 自信満々の顔を見せる玉森。 「なかなかじゃん」 「だろ?これだったら、 1個120円のシュークリームで コーヒーつけて、 850円取れるでしょ?」