小林は、全て食べ終わり、

やっと高木の顔を見る。

小林と目が合って、

高木はもう一度、

恐る恐る小林にたずねる。

「どうですか?」

「…合格だ」

「ほんとっすかっ!」

「ああ。俺のと同じ味だ」