「あの日、 オカケンに言われて、 三人で飲んで、高木の話聞いて 閃いちゃったんだよね」 玉森は機嫌を直して、 ニコニコして薮に向き直る。 「高木の話って、 こんな顔して 意外にもケーキ好きって話?」 「こんな顔って…」 小声で突っ込む高木。 「そうそう、それでぇ」 「そうそうって…」 再び小声で突っ込む高木。 二人とも聞いてはいない。