「…」 「…」 しばし、見つめ合う二人。 そこに、 「お〜、たっちゃん、 来てたんだってね」 と、エプロン姿の店主、 小林がニコニコと現れる。 「あ、こんにちは」 高木は玉森から目を離し、 小林の方に向き直る。