「あっ、美味しいっ、 このチョコケーキ」 「だから、オススメっつったろ」 「確かに。…」 一瞬の間の後、 サッと玉森がフォークで 高木のアップルパイ目掛けて 突き刺そうと、腕を伸ばすが、 その腕を高木の左腕が バッと阻止する。