「…」

「でも、ケーキのお陰で、

なんか、思いがけず

親父といろいろ話せて

最期に笑う顔が見れて。

…よかったなと思ってさ」

「高木…」

「ジャクサに入って

未来の人類の希望の為に

働きたいって

思ってたんだけど、

親父の事があって

皆の普段の生活の中の

幸せに関わって

働けたらって

思うようになったんだ」