ミルフィユと猫被り



「は?!まぢ違うから!」



危ない、危ない。


こんなネタ出すんぢゃなかった。


俺が2―2で野球部のマネの山下夏穂が好きだなんて……言えるわけない。


よく考えれば分かることだ。


夏穂が清楚系の黒髪、ピアノを弾いているから指は細く色の白い俺の思う限り学校一のおしとやかな女子だったから。



「ほら〜!まぁいーや。俺、便所行ってくるから。弁当片付けといて。」



むすっとしながら、後ろ手に弁当を持ちながら廊下を去っていく。


また、パシり………。


ため息を吐きながら、2個の空の弁当箱を握り締めながら歩いた。