ミルフィユと猫被り



「だからこそ!この作戦にはやる価値があるんだょ!覚悟はいーか?恭!」


「はぁ…まぁ、おもしろそうだし、いいんでないですかね?」


「甘ぁーいっ!!いいんぢゃないか、ぢゃなくて、はい、だろーがっバッカヤロォ!」


さっきまでしおらしかった兄貴は、どこへやら。


突然、どこぞの熱血教師のように熱く語り始めた。


もう、いい。


もう、いいから誰かコイツを止めてくれ…!



「つか、どっからんな情報持ってくんだよ?!」