「拓真うるさい」


ぷーっとほっぺを膨らますと、拓真は苦笑いをして



「お詫びにクレープ奢ってやるよ」


と言った。


「クレープ!?」


私はクレープがメロンパンの次に好きなのだ。


「食べ物につられるなんて、単純」


「うるさい!悪いと思ってんの!?」


「思ってるよ笑」


笑をこらえてる拓真を睨みながら、私はゆうちゃんもクレープに誘った。


もちろん拓真の奢りで。(笑)







「あーなんで俺がゆうの分まで払わなきゃいけないんだよー」


「まあまあいいじゃん」


放課後になり3人でクレープ屋に行った。


私は大好きないちごの入ってるクレープ!!


「おいひい」


「桃は美味しそうに食べるな」


拓真がくすくす笑う。


だって美味しいんだもん!!