ゆりはびっくりしすぎて、
涙がでてこなかったという。
「外見の事いうなっつってんだよ。分かってんのか?どんだけ、つらいのか、わかってねーだろ。言われた事ねーの?なぁ、いってやろうか?どんだけ、つらいのか。しらねぇだろ?」
ゆりは
「ごめんなさい!」
ちゃんと、謝ってきたのに、
「ごめんなさい。じゃねーよ。分かってねぇだろ?ざけんなっつってんだよ‼」
そうすると、昼休み終わりのチャイムがなった。
りかが
「ルコ?終わったから、帰ろ?ね?口調も直さないと。」
そういうと、りこは私の手をひいた。
蘭子とまいともえは、まだ唖然。
ゆりは、床に頭をつけて、大泣き。
りこは私をつれて、体育館の非常階段につれていった。
「ルコ?落ち着いた?」
私は、もう、元の自分を取り戻しかけていた。
「うん。大丈夫。ありがとう」
私はゆりにやった事をすべて思いだした。
そして、一つだけ気づいた。
