「あのさ、私の足の事部活でいっていたって本当かな?」
ゆりは、なんでしってるの?というような顔をした。
「いった…んだよね?」
私は、今にも溢れれだしそうな涙をこらえて、
きいた。ゆりは
「う…ん。ごめんね」
とすぐに謝っていたが、
「こんなにすぐに謝る奴が反省してるワケないだろ」
そう思った。
「あのさ、あたしがなりたくて、なりたくなった足じゃないんだよね。分かるかな?この足が嫌で、死のうと思った事もあるんだよ?なんで、そんな事いうの?相手の気持ち考えていってるわけ?ねぇ、どう思ってるの?」
まだまだ、私は最後まで怒っていなかった。
「んーと。どうかな?」
そう答えたゆりに対して私は異常に腹が立った。
近くにあった机をけり飛ばして、
ゆりの胸倉をつかみ、
殴る体制に入ってしまっていた。
ここまで感情をあらわしたのは、何年振りだろうか。
りかは1度みたことがあった。
りかがすぐに止めに入った。
「ルコ!殴るのはダメ!言葉で話さないと!」
蘭子とまいともえは、唖然。
「ルコ…だ…よね?」
と3人で話しているのが聞こえた。
「これが、あたしが、すんごく怒った時だよ?」
私は3人にそういった。
