まさか
あの神クラスがでてくるなんて…

自宅へ戻る途中、
ふと泉を見つけたので
物思いにふけてみる…

あいつには何度かあった気がする

正直覚えてないが
体が覚えてる

あの気持ちの悪い気配には
覚えがあったから…

「………また戦争かぁ…」

自分でも気づかないうちに
声に出してた

時期戦争は起こる
明確にはわからないが
なんかそんな気がする

また犠牲者が増える
そしたらまた聞くんだ

無惨に散った者達の
激しく強いあの叫びを…

死にたくないと、
お前らのせいだと、
なぜお前は生きていると…

その叫びはいつになっても消えない

今もそう
まわりが静かでこうやって
考え事をしてると
決まって聞こえてくる
過去の犠牲者達の声。

戦争をすれば
また一段と声がすごくなるだろう

聞きたくはないのに
聞こえてくる…

いや、聞かなきゃならない

その犠牲者の上に
わたしは立っているのだから…