『………分かった…』

ちょっと納得いかない感じで
春は夏達のもとへ消えていった

春が心配してくれるのも
わかる。
あの子は回復のスペシャリストだから

人の傷を癒す
素晴らしい能力の持ち主
本人はありすぎる力が嫌みたいだけど

…使い方を間違えなければ
素晴らしい能力よ…

もう一個の能力は
木々を司る能力。
何もないところに
木を生やしたり
簡単に家だって作れちゃう

まぁ今日みたいに
戦闘にゎ使える感じの能力じゃない

でもその春も駆り出されてるって…

なぁんか変な感じ…

しかも四人いるんでしょ?
私が出向く必要が??

考えだすと
余計に疑問が増えていく。

私は木に寄りかかり
考え始めた。
もちろん回りを警戒しながら

そぅ、
四人までならわかる
あの四人ならバランスもとれてるし
一個のグループとして
動いてもおかしくない

でも私のいる理由は?
あの四人が束になった力より
はるかに私の方が強い…

しかも政府は
私を嫌ってる…
出来れば使いたくないはず

銀が何かを隠してる…
でもそれを問う時間もない

増援があると
冬が言った…

その増援がヤバイやつなら…

「!!!」

そしたらまずい!
増援が到着したなら
一番始めにかち合うのは
夏と秋だ!