肇は俺と毎朝一緒に登校してくる美少女の噂が立っているのだと話している。 「親戚かぁ…。雨宮家にこんな可愛い親戚がいるなんて聞いたことなかったなぁ…。」 その怪しむようなセリフに真琴の肩がピクッとする。 …ってかこいつ(肇)、真琴のこと黙っていたこと根に持ってるな。 真琴とのことは誰にも言っていないが、親しい人間なら確かに突然現れた“身内”は変に思うかもな。 「お前は俺の何を知ってるんだよ」 「全て♪」 「やめろ。気持ち悪い」 と笑って誤魔化した。