そんな事言うと肇は俺が無愛想なんだ、なんて言うけれど。


適当に女の子達をかわしていると肇が上手にあしらってくれた。



「ちったぁ、笑ってやれよ。」

「なんで?」

「みんなお前目当てなんだから。我が鳳凰学園の人気者君。」

「そんなの知らないし」
「ったく。こんな嬉しい状況に慣れすぎなんだよ 」



ブツブツ言う肇。

どう見えようが当の本人はいい迷惑だったりする

毎日毎日…。

女の子達の気持ちはわからなくもないが、昼飯くらいはゆっくり食べたい