と、そこにどこからか湧いたのか女の子達がワラワラと寄ってきた。



「伊織くぅん。今からご飯なのぉ~?」

「私たちもご一緒してもよろしいかしら?」

「あら、肇君も一緒なんて益々嬉しいですわ。」
「伊織様のお食事、美味しそう~」



毎度の事だけど、人の周りでキャァキャァうるさい…。

俺は黙って食事をする。

肇はニコニコと愛想よく女の子達を相手にしている。


コイツは昔から愛想はいいよな。