俺だけの花嫁





「っ…伊織。」



触れるだけのキス。

本当はこんなんじゃ物足りないんだけれど。

真っ赤になっている真琴に優しく微笑む。



「今日はこの辺で諦めるよ。まだまだ先は長いんだしね。」



真っ赤な真琴の頬を突っつく。

照れたように微笑む姿が可愛い。


莉奈がいなければ間違いなく襲っていただろう。






でもまぁ、いいか。

俺たちの先は長い。


始まったばかりなんだ。




もう手離すつもりはないから。


不安にもさせない。



覚悟して、真琴。





俺だけの花嫁。




俺だけの…




大切な




花嫁さん










END