俺だけの花嫁




バタンッ!!!



「真琴お姉ちゃん!」



唇がつくその直前、部屋の扉が勢いよく開き、莉奈が転がり込むように入ってきたのだ。



とっさに体を離す俺たち。



「り、莉奈ちゃん」



莉奈は嬉しそうに真琴に抱きついていた


マジかよ、莉奈。


タイミング良すぎだって。


あと少しだったのに
…。

怒りを通り越して悲しくなってきた。



「今日は莉奈と一緒に寝よう?」



ハァ!?一緒に寝ようだ?


それは俺のセリフだろ…。



「ごめん…伊織…」



苦笑する真琴は莉奈と一緒に部屋を出ようとする。


…ただでは行かせない。



「真琴。」



名前を呼ばれて真琴が振り返ったその時。










チュッ。