正直に話そう。素直な気持ちを。
「春香のことは…昔から好きだった。初恋の人だったから。親父と結婚した時は受け入れられなかったし、認めたくなかったのも事実だ。…俺のお見合いも…半ば強制だったし、俺自身もヤケクソだった。」
そう。ヤケクソな政略結婚。
あの時、真琴を選んだのは偶然か…それとも必然か…。
「真琴と結婚してからも春香への想いは…正直、消化しきれていなかった。でも…真琴と向き合うようになってから…わからなくなった。」
「わからない…?」
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