会社を作った時はこんな不安なんて感じなかった。 なのに今は真琴一人に対してこんなにも不安だ。 出会ったころは、真琴をこんなにも好きになるなんて思いもしなかったのに…。 そんな事を思っているとガソリンスタンドが見えてきた。 「ありがとうございました」 働く真琴の姿があった。 その姿に思わず目を細める。 頑張ってるんだな。 真琴の仕事が終わるまで外で待つことにした。