「宇田川…。悪いけど、もう生徒会は手伝えない」 「えっ…」 ハッキリさせないとな。 「俺…今、真琴の為に頑張ってるんだ。」 「…っ。綾川さんが…好きなの?」 宇田川は小さな声で聞いてきた。 なぜか周りの視線も俺に集まる。 まぁ、いい。周りにもハッキリさせておこう。 「あぁ。知ってるだろ?真琴は特別だって。」 ニッコリ笑って学校を出た。