え……? 今なんて…? 真琴………? 「春香さんには自分からしたくせに、私には出来ないんだ。」 「真琴?何言って…」 真琴の言葉に驚愕するばかりだった。 あの日のことか!? なんで真琴がそのことを知っているんだ…? ドキンドキンと心臓が脈を打つ。こらえていた涙を流す真琴に言葉が詰まって出てこない。 「この前、見ちゃったの…、学校で」 「あっ…。」 嘘だろ…、あの時のこと 見られていたのか…っ。