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水族館の後は雨宮家御用達のレストランへ向かった。

まだ真琴は連れて来ていなかったし。



「何笑ってんの」



初めは唖然としていたくせに急に人の顔を見てフフっと笑った。
どうせまた色々考えてたんだろうけど。

そんな時、個室部屋のドアの外で声をかけられた


「失礼します。伊織さん、この度はお越しいただきありがとうございます」

「お久しぶりです。料理長。今日の料理も絶品でしたよ。」

「ありがとうございます」



このレストランの料理長がわざわざ挨拶に来てくれたのだ。