五十嵐くんは近づいてきた。



周りの女子はいつもとおり騒いでる。



「どうしてジミ子の隣なのよ!!」

「信じられない!!」

「あたしの隣のほうが相応しいわ!!」



信じられなくても私の隣なんだよ!



この席じゃなくて残念だね。



まぁ、本当は隣が五十嵐くんだなんてそんなにうれしくないけど。




MIKAだって知られたら…



私の人生終わりだ…



五十嵐くんは座った。




「よろしくな。」

「よろしく。」




五十嵐くんはすごくいい笑顔した。



きっとそんな顔でいるんあ女の子を虜にしたんだろうな。




私には利かないけど。