瞳の中の彼

び...びっくりしたぁ.....

あのとき隼人さんの携帯が鳴らなかったら キスしてた?

私は顔を赤く染め 隼人さんの後ろを ちょこちょこと歩く

『ぎゅっ!!』

そして いきなり隼人さんが私の手を握ってきた

突然の行動に戸惑う私.....


「楓の気持ちがわかるな………」

「 えっ? 」


その言葉の意味がわからない


「フッ...なんでもねぇ...ただのひとり言だ...」


私に笑みを浮かべ 歩き出した