瞳の中の彼

きれいな顔立ち.....

黒い瞳.....

だんだんと 隼人さんの顔が近づいてきた

私の唇まで近づいたとき


『ピリリリッ!』


隼人さんの携帯が鳴った

お互い見詰め合って 赤面する


『チッ!』


舌打ちしながら 携帯を耳に当てる


「居場所わかったか? あぁ..今から行く 車用意してくれ」


パタンと携帯をたたむ


「時間だ 帰るぞ」


そっと私の頬を撫でる