瞳の中の彼

「ねぇ...この事は黙ってて!」

「だ...だってあんた」

「ただでさえ 迷惑かけてんのに こんなの見せたら余計...」


私が持っている紙を背後から すぅっと抜き取られた


「あちゃ...」

「あ.....」


背後を見上げるとそこには 隼人さんの姿があった


「何だこれ?」


直也が叫ぶ


「いつからだ」


隼人さん?怒ってます?