「じゃあ、にいなちゃんには拒否権はなしで」 「えぇ?酷くないですか?」 「やってくれるよね?」 「っ!!…………はぃ」 「じゃあ、仕事内容はこの紙に書いてるから」 渡された紙には堅苦しい字が書かれていた。 「まあ、あんまり活動とかしてないから。この部屋は好きに使っていいし」 「サボりにも?」 「もちろん。俺らは違う部屋使ってるし、好きに使っていいから」 俺らの溜まり場にもってこいだな。