あなたの声が私に届くまで・・・

辿り着いた場所は中庭。

「これはパンジーだよ。んで、あっちがマーガレット」
祐樹さんは中庭に咲いている花の名前を次々に教えてくれた。
最初は祐樹さんが苦手だったけど、だんだん一緒に居て楽しくなってきた。

『ぁっ・・・あのっ』
「ん?」
『明日も中庭に連れて行ってくれませんか・・・?』
「いーよー♪」
祐樹さんは喜んで優しく笑ってくれた。