私がキツいなぁって思ってきたら鈴木さんは気付いてくれて休憩しようって言ってくれる。
それだけじゃない。

「よし。今日のリハビリ終了。」
『ほんとっ?じゃあいつもの場所行きたいっ。』
「じゃあ行くかっ。」

毎日リハビリが終わるとジュースをくれる。
そのジュースを毎日飲む場所が中庭の奥のバスケットゴール。
いつの間にか2人のいつもの場所になっていた。