「沖田さんの…労咳の治療法とかもわかるの?」 役に、立てるかもしれない。 一瞬希望がさしたけれど、そう思ったのは、甘い考えで。 「労咳は、治療方法が見つかってへんのや…。」 治療方法が…ない? それじゃあ、沖田さんの病気は治せないってこと? 「そんな…。」 一瞬で何かがガラガラと音を立てて崩れる。 それは、希望であったり、望みだったり。 「まぁ、進行を遅らせることくらいは出来るかもしれへん。」 「じゃあ!」 「それもこれから生み出すものなんやけど、な。」