「布団は、お前が使ってええから。」 そう言うと烝は畳に横になった。 襲われたあの日が嘘みたいにあっさりと。 「でも…。」 「ええから。お前、疲れとるんやろ?」 その言葉に甘えることにして、私は布団の中に潜った。 沈黙が苦しい。 「…烝、久しぶりだね。」 「せやな。」 「いつもこんな仕事してたの?」 「ま、な。でもこれからは沖田さんのこともあるし、屯所に残るつもり。気休めにしかならへんけど、一応怪我の処置技術はもっとるから。」 その言葉にピンとくる。 それじゃあ、もしかして…