「…でも。」 口にしたのは否定形。 その口から強く押しつぶされたような声が漏れる。 「それも、叶わないかもしれない…!」 突如表情の変わった沖田さんに、思わずビクッとする。 憎しみが全部表面に出たかのような、鬼の形相。 憎しみ? ううん、この表情は、悔しさからくるもの。 「死ぬならば、近藤さんの為に…。」 その言葉と同時に、鋭い視線が私に移される。 え?と思った瞬間には、私は沖田さんに押し倒されていた。