「土方さん、相変わらず怖かったですねぇ。」 「俺はそろそろ慣れっこだけどね。」 沖田さんの部屋で二人、笑いあう。 …けれど、すぐに沈黙が襲う。 理由は、たった一つ。 さっきの約束があるから、だ。 「…沖田さん。」 「わかってるよ。」 私にはその病気を聞く義務がある。 それが何か分かってはいるけれど、ちゃんと沖田さんの口から。 心臓がうるさいくらいに鳴っている。 ここまで来て嘘だとは思えないけれど、そうであってほしいと願っている。 「俺は、ね…」 ごくり、生唾を飲む。