人込みを押しのけて、ずんずんと進んでいく。 手から伝わるこの熱さは、私のものではない。 沖田さんの、もの。 どうして? 異常なくらい掌が熱い。 その瞬間、ふっと痛みが和らぐ。 「…ッごほっ!」 「!?」