いつもは恥ずかしさからかお互い憎まれ口しか叩かないけれど、本当は篠原にはすごく感謝している。





寂しいときとか、辛いとき、何も言わずに近くにいてくれた。






現代にいた頃は友情とか、そんなものちっぽけなものだと思っていた。





だけど、実際は温かくて大切なもの。






この時代に来て失った現代は大きいけれど、




この時代で得たものはとても価値のあるものだと思う。




現代に帰ろうって言った時あずが後ろ髪引かれたのも、





こういうところに気づいたからなのだろうか。