「なんでそうだな、しか言わないの。」 「おう、そうだな。」 私は意外にも平穏な生活を送っていた。 「原田さん、つまんない。」 「おう、そうだな。」 なんでこの人さっきから同じ事しか言わないわけ? じろりと睨んでもまったく同じない。 「いてっ!」 あまりにも相手にしてくれないから一発腕を叩いてやった。 「何すんだよ、てめぇ!」 「原田さんが相手にしてくれないからだもん!」