目の見えない吸血鬼との求婚

「今日、何日?」


「五月十三日よ。二日もねむっていたのよ!!」


「二日ぁッ!?」


驚いて飛び起きる。


「ドアの前で倒れて、それから意識不明で二日間ねむっていたのよ…」


俺は言葉を失った。


「何があったの?それだけ残酷なことで不明になったのでしょう?私でも良かったら話して!…力になりたいの」