俺は両親の寝室に入り、カーテンを開け、電気を消した。


朝の光が部屋一面に射している。こんなに明るいのに、電気を消さないのは勿体ない。


「ん?」


再び同じ声をだす。


「何だ、これ?」


母親のタンスからはみ出しているものを見つけた。


無意識に引っ張り出した。


「うぅぅえぇぇぃぃ!!」


訳のわからない日本語を出しながら、尻もちをついた。


「いってぇぇ!!」